イースⅨをプレイした感想
イースⅨをクリアしたので感想でも
シナリオに関して
シナリオに関してですが、正直ちょっと微妙……
全く面白くないというわけではないんですが、物語が始まってから怪人が全員集合してもまだ全然話が進んでないのがちょっと……って感じでした
怪人がどういうものなのかとか、グリムワルドの夜のこととか、その辺の物語の核心というか気になる部分が遅々としてしか解明されず、毎度毎度なんとなく監獄に侵入してるって感じのイベント続きだったのがちょっと残念
怪人のアドルと囚人のアドルの二人がいて、囚人の方は囚人の方で監獄内をうろつきまわって謎を探る!っていうのは面白かったんですが、特区を見つけたあたりでおおっ、監獄にこんな場所があるとかどうなってんの?!
みたいな感じで驚いたものの、そこからまたなかなか話が進まない‥
というかゲーム的に仕方ないんでしょうが、アドルがあんなぽんぽん牢屋出れるのってそれどうなの?って感じがするのが残念
ラスボスに関しても、ぽっと出過ぎてちょっと……
グリムワルドの夜はどうしようもないんだ、とか言ってたのもなんかあっさり片付いたしで、なんかスッキリしない……
ラスボスがグリムワルドと融合してこいつを倒せばグリムワルドも消えるんだ!ぐらいの単純スッキリな展開がよかったんですが、そんなこともなかったという
ただ、本編はともかくサブクエストやキャラごとのイベントでの掘り下げなんかは結構よかったです
アクションに関して
今回は怪人が異能を持ってるってことで、仲間が増えるたびにアクションが増えていくのがかなり良かったです
特に白猫の壁上りと、鷹の滑空は探索できる範囲が一気に増えて、街中の探索が非常に楽しい!
まあ白猫の異能が便利過ぎてかダンジョンとかではネズミ返しばっかりになってたのが残念ですが、それを差し引いても町中・ダンジョンの探索が面白かったです
でも正直シャドウダイヴはこれ、無理矢理使用する場所作ってるな……って感じがしたのがなんとも
戦闘に関しても、サクサク敵を倒して進んでいけるので爽快感満載
街中での戦闘はちょっとカクカクしてるな……と思ってたんですが、パッチで解消されたみたいです
ロードに関しても、町中に出るのは結構重かったですが、それ以外はあんまり気にならないぐらいで快適でした
戦闘面ではセルセタとかⅧとほぼ同じ感じですが、戦闘中にも異能を使うギミックとかがあったのがよかったです
一番楽しいのはタメ攻撃で相手のガードを崩せたことですね
フラッシュガードとフラッシュムーブの気持ちよさも健在
ただし難易度はノーマルだとかなり温くて簡単すぎたのが残念
まとめ
シナリオはちょっと微妙
怪人の正体にかかわるところはおおっ、ってなりましたが、そこで全部のネタ晴らしが終わっちゃったので最終章がもう消化試合になったのが残念
アクションは面白いので、もうクエスト消化せずにちゃっちゃと終わらせようかとちょっと悩んだぐらいです
街中で青い花びらや宝箱を見つけるというのはかなり楽しかったんですが、基本的には町の外に出ず、ほとんど街の中で話が完結するので世界狭く感じたのもちょっと微妙なところ
街中で移動が制限され、章ごとに行ける場所が増えていくのはいいんですが、まあ街中なんで先に進んでも街の施設があるだけだよね、ということになるので、セルセタやⅧみたいな先がどうなってるのかわからなくてワクワクするっていうのがほぼないのが残念でした
今は来ても何もないけど、後できっと来ることになるんだろうなあ、って思えるような場所とかも特になりで、世界がかなり狭く感じました
怪人の異能はかなり面白かったので、次作以降も何らかの形でこのアクションが出来れば楽しそう!というところ
戦闘とかアクションを楽しむならⅨもよかったですが
シナリオとか冒険のワクワク感も求めるならⅧに軍配があがるかな
というところです
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